第31号
2013年4月5日発行分
新年度を迎えて
寒さも和らぎ、日毎にのどかになり春の装いを感じる季節となり、鮮やかに色々な花が咲き始め、心も穏やかさを感じる季節となりました。
栗の郷では、新年度を迎え4月より夢や希望を抱いて入職する職員もいれば、少し不安を持ちながら入職する職員もいて様々です。先輩職員も新人の教育に日々追われる事だと思います。新人職員の元気なパワーで、ご利用者様方にも元気が届くように日々頑張って頂きたいと願っております。
さて、介護報酬の改定から一年が過ぎようとしています。在宅への復帰率を上げるための政策が施行されましたが、今も尚、在宅介護が困難な状況にあり施設側としても中々在宅への復帰率を上げる事が難しいと考えております。
民主党政権が崩壊し、自民党の安部政権が誕生し景気も上昇しているようですが、高齢化が進む日本としては、今後の福祉に対する対策をしっかりと行ってほしいと思います。
介護サービスの環境や社会保障制度の改定により施設サービスは、大きく変化する場合がありますが、地元に根付いた介護老人保健施設「栗の郷」では、質の高いサービスを基本として、法人の理念である「清く・優しく・温かく」を忘れる事無くサービスの提供に努めて参りますので、ご支援、ご協力をお願いいたします。
栗の郷『リハビリテーション課』紹介!
本年1月より栗山中央病院から異動で栗の郷に参りました、理学療法士の渡辺 峻一郎です。
理学療法士を志すきっかけとなったのは私が小学生の頃の事でした。同居していた祖母がパーキンソン病に罹り、介護が必要な状態になりました。その為、家族が祖母の介護をするようになり、その時、介護の大変さを、身をもって知ることになりました。同時に「リハビリ」の存在を知ることにもなり、「リハビリ」が介護負担を減らすことに大いに役立つことを知りました。
これまで「病院」では「治療」という視点で患者様と接してきました。
「施設」では祖母の介護の経験を生かして、より「生活」という視点を大切に、利用者様は勿論、家族様からも信頼される親しみやすい理学療法士を目指して努力したいと思っておりますので、いつでもお気軽に声を掛けてください。
今後ともよろしくお願いします。
理学療法士 渡辺 峻一郎
2013年 年間行事
1月 | 初詣 |
---|---|
2月 | 節分 |
3月 | ひな祭り |
4月 | 演舞 ボランティア百笑会の方による演舞を行います。 |
5月 | バスハイク 成田山へご家族様と一緒に行きます。 |
6月 | 栗山幼稚園交流会 かわいい子供たちが歌等披露してくれます。 |
7月 | 運動会 |
8月 | 納涼祭 |
9月 | 敬老会 |
10月 | お買い物ツアー |
11月 | ラーメンパーティー |
12月 | クリスマス忘年会 |
※また詳しい事が決まりましたらお知らせ致します。乞うご期待!
行事報告
1月行事
ボランティア「百笑会」さん方による舞踊を予定しておりましたが、当日はあいにくの大雪、残念ながら延期となってしまいました。
そこで急遽行事内容を変更し、雪をフロア内に持ち込んでの雪遊びを楽しんでもらいました。皆さん雪の感触の冷たさに驚く方、故郷の雪国を懐かしく思い出す方、童心に戻って雪を投げられる方等々・・・。雪の功罪!?といった感じの一日でした。
2月 節分
2月3日に豆まきを行い、この一年の無病息災を願いました。利用者様の協力もあり、職員扮する鬼を無事に退治することができました。
3月 雛祭り
3月3日、雛祭りの行事を行いました。壁の飾り付けを利用者様にお手伝いいただいたり、お雛様のくり抜きパネルで記念撮影をされたり、皆さん楽しそうでした。昼食には「ちらし寿司」おやつには「桜もち」と、季節感を十分に感じられる1日となりました。
編集後記
長く寒い冬も終わりをつげ、花や若芽が目に鮮やかな季節となりました。
この春、施設では多くの新入職員を迎えました。彼ら彼女らのフレッシュさを肌身で感じると、「初心忘れるべからず」って自分に言い聞かせる今日この頃です。
編集委員一同