第72号
2023年9月5日発行分
短期療養介護(ショートステイ)のご紹介
短期入所療養介護とは、居宅サービスのひとつで短期間の宿泊を伴うサービスであるため「ショートステイ」とも言われます。要支援・要介護状態となり介護保険の認定を受けている方が介護老人保健施設などに短期間入所して、医師や看護師による医学的管理のもと日常生活上のサポートを受けることができます。生活のお世話や管理をメインにおこなっている「短期入所生活介護」とは違い、医療的管理を受けられますので「医療型ショートステイ」とも呼ばれます。ご利用者様が可能な限りご自宅で自立した日常生活を営むことができるよう、療養生活の質の向上を図り、さらにご利用者様のご家族の身体的及び精神的負担など、在宅介護の負担軽減を図る事を目的としております。ご家族様の休養はもとより、旅行、冠婚葬祭や急な病気などにより一定期間ご自宅での介護ができない時などにもご利用可能です。
皆様の残存能力に応じ、入浴・排泄・食事など日常生活の介助そして機能訓練を行うことによりご自宅での充実した生活が営めるように支援いたします。また、専用車でご自宅までの送迎も行っています。
私たち職員は、常にご利用者様の立場に立ち、思いやりの心でサービスをご提供する事により、ご利用者様・ご家族様が安心してご利用いただける施設を目指しています。ご利用につきましてはお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
栗の郷 支援相談員
社会福祉士 近藤 浩人
避難訓練を実施いたしました
消防計画にのっとり8月23日に、「厨房より出火‼」との想定で避難訓練を行いました。実際に消防署へ電話をかけて状況を報告。消火栓からホースを伸ばし想定場所へ模擬放水をします。ご利用者様には口をタオルなどで覆いながら所定の場所へ避難していただきました。
事務所前に防災本部を設け、各部署から情報を防火管理者へ集め対応をしました。
行事風景
6月行事「ボーリング大会」
「昔はボーリングの女王だったのよ~」とのご利用者様のお話を受けて、ボーリング大会を行いました。手作りながら本格的!皆様レーンを囲んで、一投毎に嬉々として夢中になられていました。
7月行事「七夕」
七夕にまつわる内容の紙芝居を鑑賞していただきました。なぜ笹飾りをするの?など興味深くご覧になっていました。そのあとは「風船飛ばしゲーム」でにぎやかに!団扇で風船を思うように動かせるか!?和気あいあいと楽しまれていました。
8月行事 「夏祭り」
「暑さを吹き飛ばせっ!!」と勢いよく夏祭りを開催しました。皆様で輪になって盆踊りを踊り、とても楽しそうな表情でした。職員が汗だくになりながらの「栗の郷お神輿」のお披露目時には拍手喝采で大盛り上がり!アンコールにもお応えしました。
新入職員紹介
栄養課 柴田 沙紀
食べることが大好きで栄養士になりました。皆様に喜んでいただける食事を提供してまいりたいと思います。
リハ課 栗﨑 桃子
中学の時に怪我をしてリハビリのお世話になった事をきっかけにこの仕事を選びました。皆様を元気にできる様頑張ります。
看護課 佃 真帆
病院の療養病棟で仕事をしていた経験を活かし、皆様の健康を維持できるように一生懸命頑張ります。
看護課 中川 亜矢子
栗の郷の明るい雰囲気に惹かれました。一日も早く慣れて皆様のお役に立てるよう頑張ります。
編集後記
今年の夏は今までに経験したことがないほどの暑い日々が続き、猛暑日、真夏日共に歴代最多記録を更新しているところが続出しています。更に熱帯夜もずっと継続していますので、夏バテにより体力が落ちている方や、生活のリズムが変わったという方も多いのではと心配しています。
万が一熱中症が疑われる場合の応急処置は、①涼しい場所へ移動、②衣服を緩めて体を冷やす、③水分と塩分を補給が必要です。吐き気があったり、意識を失ったりした場合はすぐに救急搬送してください。
十月まで平年より気温が高いとの予報も出ています。ご利用者様が体調を崩すことがないよう、十分に注意して対応して参ります。ご家族様も体調にはくれぐれもご留意くださいませ。
広報委員一同