第56号
2019年7月5日発行分
本年の納涼祭の実施について
年号も変わり時代の大きな節目を迎えた本年も早いもので半年が過ぎました。過ぎ去りし「平成」の時代を振り返る特集がマスメディアを彩ったこの上半期でしたが、これからの半年は「令和」という新時代が皆様にとって良い時代になるよう未来を見据えた事柄が世論をにぎわす事も多くなるのではないでしょうか。
施設では(本紙「栗の郷たより」でもご紹介しておりますが)月ごとにその季節感を活かした行事を利用者さま参加のもと行っており、例年八月には盆踊りや屋台を配した「納涼祭」を実施して参りました。しかしながら以前であれば異常気象と呼ばれるような猛暑・酷暑がここ数年前から梅雨明け以降常態化し、これまで同様に屋外で「納涼祭」を挙行するのは利用者さまの安全確保の観点から難しいのではという判断により、本年につきましても昨年同様「納涼祭」の規模を縮小した上で、施設屋内での実施とすることとなりました。
何よりも「納涼祭」を待ち望んでいた利用者さま各位が心より楽しめるよう納涼祭の実行委員を中心に準備を進めております。ご家族さまにおかれましてもご理解、ご協力を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。
介護老人保健施設 栗の郷
事務長 田中 洋
食中毒に注意を!!
気温の高い6月から10月は、食品に付着した菌の増殖による食中毒が増えます。栄養・温度・時間の条件が揃うと菌が増殖しやすくなります。細菌が最も増えやすい温度は三十七℃。作ってから二時間程度の誘導期を過ぎると細菌数は急速に増え、約八時間後にピークを迎えます。その為、お弁当には①保冷剤を入れる。②調理後すぐに食べる。③冷蔵庫に入れて保管する。等が望ましいでしょう。
次に平成三十年の食中毒病因物質別事件数ランキングです。
一位アニサキス 二位カンピロバクター 三位ノロウイルスとなります。アニサキス症は青魚やサケなどに寄生する糸状2〜3cmの寄生虫を気が付かず食べてしまうこの急性胃アニサキス症が多いです。
この時季、生鮮魚介類を選ぶときは新鮮な物を選ぶ。速やかに内臓を取り除く。目視で寄生虫を確認し除去する。冷凍する。よく噛む。加熱する。ということが予防策となります。
食中毒予防の基本は①菌をつけない(清潔・洗浄)②菌を増やさない(迅速・冷却)③菌をやっつける(加熱・殺菌)夏場は体力が奪われ、抵抗力が落ちやすい時期です。食品の扱い方や、キッチンや冷蔵庫チェックなど衛生的に保つように努めましょう。
管理栄養士 廣石 亜希子
2019年 年間行事
1月 | 新年会 |
---|---|
2月 | 節分 |
3月 | ひな祭り |
4月 | 春の大運動会 |
5月 | 音楽会 |
6月 | くりやま幼稚園 |
7月 | 七夕・かき氷 |
8月 | 納涼祭 |
9月 | 敬老会 |
10月 | バスハイク |
11月 | 第二回クリリンピック |
12月 | 忘年会 |
行事報告
4月行事「春の大運動会」
4月21日 2階、3階合同で1階フロアーにて行いました。今年は最後には同点になり、優勝旗を各フロアーの団長が一緒に受け取っている姿がとても印象的でした。利用者さま、職員、皆の笑顔があふれる一時となりました。
5月行事「音楽会」
5月19日 ボランティアさんをお招きして音楽会を行いました。ウクレレ演奏・YSG(四街道少年少女合唱団)の有志の方々によるミュージカルや,3階の利用者さまによるチェッカーズ等、とても盛りだくさんな内容でした。特にミュージカルは観るのが初めての方が多く、皆さんとても喜ばれていました。
6月行事「くりやま幼稚園」
6月17日 くりやま幼稚園の園児が栗の郷に遊びに来てくれました。園児みんなの精一杯練習してきた歌や利用者さまとの手遊びなどとても盛り上がりました。元気いっぱいの園児を見て目に涙を浮かべる方、手を上げて喜んでいる方、利用者さま一人ひとり様々な表情や反応を見ることかでき印象的でした。
お願い
これから梅雨が明けたら暑さが厳しくなってきます。衣類の衣替えがまだお済でないようでしたらお早目の交換をお願い致します。
6月~9月まで靴の交換を月初めに行っています。靴の予備をお持ちでしょうか?ない方はご持参くださいますようお願いいたします。
編集後記
平成から令和と元号が変わり早二ヶ月となりました。暑い夏がきます。十分な睡眠と水分補給を行い熱中症に気を付けましょう!
広報委員一同