第60号
2020年7月5日発行分
コロナ禍のなかで感じたこと
日々の話題が新型コロナウイルスで終始する、そんな日が日常になって久しくなりました。病院や福祉施設などで、集団感染が報じられる度に不安な気持ちになる方や、はたまた面会もままならず「どんなふうにすごしているのか」「体調を崩してはいないか」と心配な面持ちで過ごされているご家族さまがほとんどではないでしょうか。
栗の郷では朝礼の際に毎日、職員目標を唱和しております。現在は『見直そう 当たり前の 大切さ』という標語を使用しています。ついこの前まで確かにあったはずの、安心して暮らせる日常が、『当たり前』ではなくなった今、この言葉の重みをひしひしと感じております。そのような中、多くのご家族さまからの励ましのお言葉を頂きました。又、「母が以前、栗の郷にお世話になったので・・・」と手作りマスクを差し入れてくださるご家族さまもいらっしゃいました。
本当に『有り難い』皆さまの温かいお気持ち、そして応援のお言葉に触れ、コロナに立ち向かう勇気を頂いた、そんな気持ちでおります。皆さまに改めてお礼申し上げます。いつの日かまた『当たり前の日常』を取り戻せる日まで皆で頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
介護老人保健施設 栗の郷
事務長 田中 洋
新型コロナウイルスの感染
新型コロナウイルスの世界的流行の影響で施設では徹底的な感染対策を義務付けられています。一方的に備品の不足が心配されましたが、現在ではマスクや消毒液、予防着、ゴム手袋など十分量の備蓄が確保できております。
今後も職員の大量管理や入退館規則の厳格化を継続し、施設内での感染予防を徹底して行っていきます。ご家族さまの面会につきましては制限を緩和し6月8日より予約制にて2名様、概ね5分間でお願いしております。
今後ともご理解、ご協力をお願いします。
新入職員紹介
全く畑違いの仕事をしていたので戸惑いも多いですが、「誰のためでもないご自身の人生を大切に、そして楽しく過ごしていただく」をモットーに利用者様に寄り添って参ります。
趣味の空手で培った「押忍」の精神で頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
支援相談員 近藤浩人さん
2020年 年間行事
1月 | 新年会 |
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2月 | 節分 |
3月 | ひな祭り |
4月 | お楽しみ会 |
5月 | お楽しみ会 |
6月 | プチ運動会 |
7月 | 栗リンピック |
8月 | 栗祭 |
9月 | 敬老会 |
10月 | お楽しみ会 |
11月 | お楽しみ会 |
12月 | クリスマス&忘年会 |
行事報告
4月行事「お楽しみ会」
模造のタケノコと鍬で筍堀り。 掘りたての筍も登場して文字通り旬を 体感できたかな!?
5月行事「お楽しみ会」
一番気候の良いこの時季。予定ではバスハイクで外出を企画していましたが、今年は取りやめに…代わりの行事として運動不足の解消にとみんなで体を動かすミニゲーム大会を開催!大いに盛り上がりました!
6月行事「プチ運動会」
2階3階分かれての開催。気合の入った団長による選手宣誓や応援合戦、皆で力を合わせての玉入れや玉転がしなど声援の飛び交う中で白熱した戦いが繰り広げられました!!
お手玉を頂きました!
新型コロナウイルスの影響の為本年の慰問が中止となった、くりやま幼稚園さんより、手作りお手玉を頂きました!
衣替えをお願いします
早いものでこの一年も半年が過ぎました。夏至も過ぎ、これからが暑さの本番。衣替えはお済みでしょうか?
衣替えに合わせて上靴の交換もご検討を。足からもたくさん汗が出ますのでこまめに靴の洗濯をされることをお勧めいたします。
編集後記
ジメジメした梅雨が明けると夏本番。どこまでも青い空と湧き上がる入道雲の景色が目に浮かびます。普段であれば解放感たっぷりの夏ですが、今年の夏はいつもの夏とは違い、マスクの着用やコロナウイルスへの予防対策が求められます。備えあれば憂いなし。早め早めに準備をして、この夏を乗り切りましょう!
広報委員一同